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SQS

日々是開発:SQS Development

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2005-09-17

[prj] OSC2005Tokyo/Fall

当日朝はギリギリまで資料を作っていて,セミナー発表15分前に会場入り.参加してくれたお客さんは,一般の方5名+ぼくのゼミの学生2名と,かなり少なかったです.ほかのセミナーは盛況で立ち見まで出ているというのに,SQSは,まだまだマイナーなプロジェクトなんだな…ということを,痛感させられました(まぁ,今までは,全くといってよいほどコミュニティ活動をしてこなかったわけなので,当然と言えば当然なのですが).

今回の発表資料は,ほとんどの部分が,以前に「平均年齢60才以上?の市民向け公開講座」のときに作った内容の再利用.技術用語をちょっと多めに混ぜて喋ったくらいで,基本的にはいつもどおりにサクサクと進行.

  • SQSは,SemanticWebで「改善の現場が主体となる調査」を支援するシステムである,
  • 基本的なアイデアは,調査に関わる人々の役割を「調査手法の記述」「調査票の記述」「調査票への回答」という3層に構造化するというものである.これにより,
    • 上の層は下の層のメタ構造であるという関係を利用して下の層をデータを記述するときの雛形を上の層の構造から生成できたり,
    • スキーマに沿ったデータ構造かどうかを検証できるようになる.
    • また,それぞれの層での作業にメタデータを付けると,利用者たちが横連携する形で,データの再利用ができるようになる,
  • 実装としては,ApacheLicenseVersion.2で,XMLエディタとOMRソフトの2つがリリース済.
  • 導入事例は,全国各地の教育委員会との共同研究の形で増やしている.公立学校を中心として,高校の先生などによる実際の実績が,山ほどある.このままいけば全国制覇? 世界制覇も視野に入れてがんばっていくよ〜.

…ということを話しました.

質疑応答〜デモ発表では,TIC?の田村さんからは「このプロジェクトを知ることができたのが今回の一番の収穫」とまで言って頂きました.オーム社の森田さんからは,「開発者を増やしたければ今すぐ英語版を!」との提案を頂きました.XOOPSCubeの長尾さんからは「XMLエディタが面白いからきちんと汎用化しろ,分析ツールはMUSASHIと連携させたらどうだ,とにかく普及をがんばれ,説明はもっと分かりやすくしろ」などと暖かくも厳しいツッコミを頂きました.午後のデモブースは盛況で,たくさんの方が見に来てくれました.感謝感激.このイベントに参加してよかった,と,ほんとうに思いました.

★本日の資料をupしました(URLを変更しました).

[prj] OSC2005Tokyo/Fallの反省

朝のうちに,ほかのデモブースの方々に,ご挨拶にまわるだけの時間的余裕を作ろうと思っていたのに,遅刻してセミナー発表ギリギリに会場入りしてしまった.これは,大失敗でした.そうしたしわ寄せで,ほかのプロジェクトの発表やデモを見る余裕は,全く無くなってしまいました.残念.

また,ぼくのゼミの学生たちを,せっかく前日の準備作業からいっしょに参加させていたのに,彼ら自身が,そういうコネクションを当日に活かして,周囲の人たちと交流するというような積極性を発揮してくれなかった様子.そもそも,デモブースの説明員としての練習も全く出来ておらず,任せられるレベルになっていなかったわけで.「何事も経験」ではあるけれど.…もっと自発的に,自律的に学んでくれなきゃ,いかんですよ.

[dev] OSC2005Tokyo/Fall懇親会にて

OSC2005Tokyoの懇親会では,いろいろな方とお話をしたのですが,その中でも,もじら組組長さんOOoの可知さんと,お話させていただいたのが楽しかったです.

ぼくからネタ振りした話は,組長さんもblogで書いてくださっているのですが,次のような内容です:

  • XFormsで定義したアンケートなどのUIの論理的な構造に,どんな表現を与えるかは,どのようなメディア・レンダリングエンジン・スタイルを使うかに任されている.
  • SQSでは,このために,変態的に複雑なXSLTを書いた.Webページによるフォーム(スクロールメディア)とする場合にはXHTMLに,普通紙マークシートによるフォーム(印刷メディア)とする場合には FO+SVGに変換するという流れである.だが,フリーで使えるFO+SVGレンダリングエンジンである,Apache FOPが貧弱すぎて,行き詰まっている.今は,FOPを捨てて,GeckoなりOOoなりを印刷メディア用のレンダリングエンジンとして使うしくみを模索している.
  • そういうわけで,http://www.w3.org/TR/css3-ui/ の 5.2. 'appearance' property 辺りに書かれている内容を,@media printの場合で使い分けたいのだが,当然,そこまで開発が進んだ実装は存在しない.
  • また,たとえばハイパーリンク構造を印刷メディア上で表現するためには,レンダリング結果からリンク先のページ番号を得て,リンク元に埋め込むといったような機能が必要であるが,CSS的な方法でどうやって実現するかは,謎.
  • こういう問題が,ほかにも一杯ある.

「その仕様には,具体的に,こんな場面で需要がある.さらに,こんな仕様を追加する必要もある」ということを言うためには,running codes を示すしかない!と思います.そうやってこそ,いろいろな実装系での開発者が真似をしてくれて,仕様のサポートが広がってゆくのではないか….

ぼく自身でも,どのプロジェクトのどのへんのハックに参加するのが,いちばん近道っぽいのかを,じっくり狙ってみようと思います.

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